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2018
06.28

本格的収穫 (blog,625p)

Category: 畑を味わう
今回の村の家往復、滞在は、6月11日から26日深夜に町の家へ帰宅するまでの15日間でした。
その中の5日間が雨降りで、小降りだったのは2日間、本降りで降雨量が非常に多かったのが3日間(その3日間はいずれも、24時間以上止まずに降り続く雨の日だった。)

だから、畑仕事と土木工事作業を進展させたくて行ったのですが、予定していた半分ほどの仕事しかできなくて帰ってきました。残念です。

       池村6月・1
到着した日は小雨が降ったり止んだりする状態でした。
滞在二日目がまた雨になったので、翌日の13日に、先ずは梅の実を出来るだけ採っておくことにして脚立を立てて採れるだけ収穫しました。
それから続けて、畑が雨水をたっぷり吸ってまだ土がジュルい状態(ぼくの郷里の方言で、土に水分が有り過ぎてベチャベチャの状態をそういう)の中、タマネギ、ニンニクを掘り上げました。そしてジャガイモも一部、掘り上げてみると、もう収穫時期だと分かりました。

それでとにかく収穫できるものは収穫して、翌14日に、宅配便(10kg)の荷造りをしてあれこれ詰められるだけ詰め込んで町の家の家族へ送りました。

       池村6月・2
その日からぼくは、村の家の(現在、臨時生活スペースにしている)ギャラリー棟の小さな厨房で、毎日、収穫野菜を調理して食べていました。
メインは何といってもジャガイモです。今年は三種類のジャガイモを育ててみました。いずれも比較的順調に生育してくれて、久し振りの豊作作物になりました。

       池村6月・7
上の写真で、目玉焼きのベースに写っている、ホーレン草のように見える青菜はコマツナです。
小松菜は、去年植えた株が、今年の春にちょうど菜の花のように花が咲き、種が付いたのを放っておいたところ、野鳥化したハトが毎日その種の実を食べに来ていましたが、辺り一面に飛び散った種が、突然もの凄くたくさん芽を出し始め、あれよあれよという間に苗になり青菜になってきました。
それを少しまとめて採って、良く洗って茹でて、水気を絞って冷蔵庫へ保管しておき、必要な時、必要なだけ取り出して食べるというわけです。

池村6月・5 池村6月・6
このジャガイモの、白い方は『男爵芋』で、黄色い方は『インカのめざめ』という種類です。
男爵芋は10数kg、収穫できました。インカのめざめの方は20数kgの収穫量でした。
一回に10個前後を茹でて、それをスライスしたり賽の目切りにして焼いたり炒めたりと調理アレンジをして食べていました。
アンデスの原産地域の人々は、様々な種類のジャガイモを育てて主食にしているそうですが、今年のように豊作になると「ああ、確かにジャガイモは主食になるだろうなあ」と思います。

           池村6月・8
ぼくは昔はハムが好きでしたが、村の家へ一人で作業をしに行くようになってからは粗挽きポーク・ウインナーソーセージが常備食品になりました。
保管しやすいし、茹でても焼いても食べられて便利だし、スライスして、とろけるチーズや玉ネギと一緒に食パンに載せるだけで美味しいピザパンも焼けるし、たいへん重宝します。
というわけで本日ラストの写真は、ジャガイモと粗挽きウインナーのオムレツです。しばらくの間、我が家では町の家でも村の家でも野菜が払底する事態にはならずに済みそうです。

 ( 2018・6/28 )
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2018
05.16

ヨモギのこと (blog,614p)

Category: 畑を味わう
今回の記事のカテゴリーは「畑を味わう」にしてありますが栽培作物を食べるというわけではありません。『ヨモギ』のことを書こうと思います。
下の写真でご覧の通りヨモギはぼくたちの畑ではスギナと一緒に生えてくる『雑草』です。

ヨモギ・1 ヨモギ・2
雑草といっても【なんとか撲滅しなければ!】などという対象ではありません。
いつも書いている通りぼくは相当大変な思いをさせられる相手の雑草であってもどちらかというと好きなので(スギナは根が深く伸び、引き抜き難いのでかなり困るのですが)ヨモギならば全然困ることなんかありません。むしろウェルカム!なのです。
ぼくは時々、若いヨモギがたくさん育ってきたところを見計らって摘んで街の家へ持ち帰ります。
       ヨモギ・3
                 ↑     ↑
           〔1〕 それを家人が丁寧に洗って

      ヨモギ・4
                 ↑     ↑
〔2〕 茹でて茎を取り除いて水気をはたき、葉っぱだけを擂り鉢で擂って「食材のヨモギ」が出来上がります。        ↓     ↓

         ヨモギ・5
この『天然ヨモギ』をたっぷり入れてお餅を作ると、本当に香り豊かな、そして食べる時に伸びすぎない(つまり割と噛み切りやすい)美味しい本物の『草餅』が出来上がります。
これは絶品です!『餡餅』は和菓子として食べてもおいしいし『ただ丸めただけの草餅』を後日焼いて砂糖醤油や黄粉で味付けして食べるのも最高です。

         ヨモギ・6
  (上の写真、手前が小豆の粒餡入り草餅で向う側、容器の中にあるのがただの草餅)

ヨモギはどんどん成長して時を逸すると茎がすっかり強く太くなり、葉っぱもゴワゴワ感が出て軟らかさが薄れ食べられない状態になって行きます。
それでまだ柔らかい若いヨモギをたくさん採取すると(家人は手間仕事で大変ですが)草餅を作っただけでは消費できません。
残ったヨモギは冷蔵庫で保管して、次は『ヨモギパン』を作ってくれました。
                  ↓    ↓
        ヨモギ・7
このヨモギパンがまたうまいこと!これもお餅と同じように『ヨモギあんパン』と『ただのヨモギパン』の2種類作ってくれて、朝食のトーストにも、おやつにももってこいでした。

お餅もパンも2回づつ作ってくれたのですが、どちらもスーパーやパン屋さんで買うものとは一味違う出来上がりになります。
今年はもうヨモギもすっかり薹(とう)が立ってしまって次に行っても食べられそうな若い葉や茎は無くなっているかもしれませんが、もしまだ新しい芽が出ているところがあったらもう一度ヨモギを摘んできてこのおいしい草餅とヨモギパンを食べたいと思います。
(毎回パンは家人が一人で作ってくれるのですが、お餅作りはぼくが家にいる時は協力して作っています。)

ということで、また村の家へ行ってきます。

( 2018・5/10記、5/16,up )
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2018
05.14

柑橘系を楽しむ (blog,613p)

Category: 畑を味わう
ずっと記述していますが、今年は村の家と町の家の往き来が頻繁で予定が詰まっていて村の家での畑作業にも工事にも常に追いかけられているために、ゆっくり情景の変化を観察する余裕がなくなっています。

例年ならば夏ミカンや八朔ミカンやレモンや金柑などの柑橘類が採取できる頃には、それらを収穫した籠とか段ボールとかの入れ物を並べて写真も撮っているはずなのですが、今年はパソコン内のファイルを見返して探してみても全くそういう写真が一枚もありませんでした。

      柑橘系・1
それで、夏ミカン(樹は2本ある)とレモンの樹(1本だけ)の写真が2月と3月に数枚だけ写してあったのを使います。(写真・上が夏ミカンで、写真・下がレモンの樹です)

      柑橘系・2
今年も『夏ミカン』と『八朔ミカン』と『レモン』を合わせればおそらく500個以上(もしかしたら600個以上)もの大量の柑橘系果樹を収穫しました。(もう5月になった今現在もまだそれぞれの樹には数十個の果実が残っている)

それらの果実の収穫物の半分か60%位は、町の家へ持ち帰って友人知人や行きつけのライブハウスなどへお届けして何とか消費してもらおうとしてきましたが、なんせ多過ぎて毎年100個200個単位で渡しきれず自分たちでも利用しきれない在庫ができて、一ヶ月も経つともう食べられない形態、状態に変化してしまったものを仕方なくまた村の家へ運んで裏山の斜面にバラバラと捨てて処分しています。(勿体無いのですが、今のところ本当に時間的にも行動の上でも余裕が無くてこれ以上有効な利用方法も考えられません)

        柑橘系・3
ですが、持ち帰った柑橘類の中のほんの少しは家人が毎年『マーマレード・ジャム』にしてくれたり『レモンシロップ』を作ってくれたりして、どれも保存食品ですからこれがほぼ一年分のぼくたちの朝食のジャムの一品や、夏の暑い時に炭酸割りや水割りで飲むレモネードの原料になってくれています。(もちろん、余裕がある年にはぼく自身も一応ジャム作りなどには参加しています)
来年はイチゴも栽培する予定なのできっと自家製ジャムの種類も増えることでしょう。

         柑橘系・4
スーパーで売っている柑橘類にはほぼ100%殺虫剤や合成保存料や保湿ワックスの散布またはコーティングがされていますから皮までムシャムシャと食べて楽しむことは出来ませんが、そこは5年間完全無農薬栽培を続けている我が家の柑橘類は「誰にでも安心して食べてもらえる」のが細やかな自慢ですし自分たち自身の喜びにもなっています。

        柑橘系・5
このレモンシロップは各種のお酒でカクテルしても美味しい!!
ぼくはあまりお酒は飲めないし飲まないけれど、少しだけグラスに入れて楽しむのはぼくにとっては何というかこんなことができるのはちょっとした贅沢のように感じられます。

( 2018・5/10記、5/14,up )
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2018
04.26

今が旬の『筍』 (blog,607p)

Category: 畑を味わう
村の家を往復しながらの作業も何とかあと一ヶ月位の間に引っ越し(移住)ができるのではないかという感触を得て頑張っています。
今は基本的に物置設置用の整地作業(土運び石運び、石垣積み)が80%以上で畑や庭の作業は20%以下という位の比率で労働をしています。

けれども自然界の生命サイクルはぼくの計算や希望や予定などとは関係なくちゃんと正確なリズムを刻んで草も木も野菜も自分たちに必要な成長や変化を遂げて行きます。
4月になって裏山の裾にニョキ、ニョキっと筍(タケノコ)が出始めました。(どうも3月末から出ていたのにぼくが気が付かなかったらしい)

タケノコ・1  タケノコ・2
子どもの頃のマンガや読み物に江戸時代の昔の『良寛さん』の話がたくさんありましたが、その中に越後の田舎の自然の中で暮らしている良寛が春の朝、川で身体を清めて岸に上がると自分の着物が無くなっていて、辺りを探していたところ彼の背丈よりずっと高く伸びた筍の先に着物が引っ掛かっていた。という話がありました。

       タケノコ・3
そんな話ができるほど『竹の子』の成長は早いというわけです。(まあ30分や1時間でぼくたちの背丈を超すというほどの超スピードではありませんが、確かにすごい速さで成長します)
今日のブログに載せた写真位まで地上に出てきたら、この後4,5日で本当にぼくの背丈位まで伸びてきます。1週間か10日間ばかり見つけられないで過ごすと2メートルを超える位までは簡単に成長してしまいます。

          タケノコ・4
という筍を今回滞在二日目に7本掘り上げました。
それで夜になってスーパーへ行き『筍を茹でるための米ヌカ』を探したのですが、4軒のスーパーを走り回って訊いてもどこにも米ヌカは置いてありませんでした。
ぼくが困っているのを見てスーパーの店員さんが「この辺りの方々は米ヌカは買わないで、コイン精米機のある所へ行って無料でもらってくるのですよ」と教えてくれました。

        タケノコ・5
それで翌日の整地作業を終えた午後7時過ぎに、自動車で5分ばかりの距離にあるホームセンターのコイン精米機の小屋へ行くと、ぼくも使ったことがある精米のための出入り口の横手に別のドアがあって、そこに「ヌカはご自由にお持ち帰りください」と書かれてありました。
ぼくは持参のビニール袋に「これだけあれば十分だろう」と思えるだけもらって帰りました。

そしてもらってきた米ヌカをたっぷり入れて大きい寸胴鍋で夜中の2時頃まで掛かって7本の筍をじっくり茹でて、茹で上げたものをそのまま鍋で冷まし、翌日から毎日2回づつ水を入れ替えながら保存し、町の家へ帰宅する時に水切りをして持ち帰りました。

       タケノコ・6
なので今、我が家では毎日「竹の子」がおかずの主役です。
タケノコご飯、タケノコと木の芽のあえ物、タケノコとワカメの煮物、タケノコの天ぷら、タケノコのつくだ煮、タケノコ唐辛子入りキンピラ、タケノコと油揚げの味噌汁、鶏釜飯風タケノコご飯、他いろいろ、毎日必ず何か食べています。

ぼくはこういう暮らし方ができるのは人として、生き物として幸せだと思います。
今、縄文時代や弥生時代の(ぼくたちの祖先の)人間についての研究者の書いた本を読んでいます。
この日本列島で縄文時代や弥生時代に生きた人々はきっと縄文土器や弥生時代の須恵器で調理して、今、ぼくたちが食べている自然の恵みを『旬の食べ物』として食べて暮らしていたのだろうと想像しています。

( 2018・4/26 )
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2017
11.03

カボチャ3種類 (blog,554p)

Category: 畑を味わう
いろいろ慌ただしかった町の家の日々でしたが、そんな中でも村の畑の作物を味わう楽しさはしっかり確保できました。
去年ほどたくさんの収穫量はありませんでしたが、今年も自分たちで食べるには多すぎるカボチャが収穫出来ました。
収穫は全部でこれだけでした。(3種類、大小合わせて12個)

      カボチャの1
その中の写真左に見える長いカボチャ(なんか『ヘチマ』みたいな感じ)の名前は『飛騨カボチャ』と言うのだそうです。
ぼくは以前に飛騨地方にも何年か通って仕事をしていたことがあります。
それで春の作付時に苗を物色していた時、この名前に釣られて購入して植えてみました。

      カボチャの2
このユニークな形の飛騨カボチャはどんな食べ方がいいかなあと家人と相談して、まず『パエーリヤ(スペイン読みならパエージャ)』に使ってみようということになりました。
カボチャは皮が硬くて切り難いものが多いのですが、これは少し力を込めて圧し切りすると非常にうまく切れることが分かりました。

         カボチャの3
家人は暮らしに必要な各種の作業が非常に手際よくできる人で、家事労働でも趣味の手作り作業や読書などもぼくより5倍か10倍ぐらい効率よい上に食事でも相当美味しいものを作ってくれます。(ぼくもやらないことはないが、調理に手間はかかるし品目も少ないし、食材も既成加工品が多くなってしまう)
それなので家人が体調を崩した場合などの外にはあまりぼくが家族の食事作りはやらない方がいいと自覚している。(怠け者の言い訳含む)

というわけでこの日のパエーリヤも美味しくいただきました。
『飛騨カボチャ』の味はすごくシンプルで食感もさっぱりしていて甘味などがちょっと薄いなあ(ぼくはもっとしっかりした味わいの方がよりおいしいと感じる)と思いましたが皮まで軟らかくて(ペッチャリ軟らか過ぎたりはせず)食べやすい種類でした。

( 2017・10/25記、11/03,up )
注・今回のブログの前後数回分については書き溜めた原稿の掲載日時が前後する場合があり、時系列が順序を追っていません。
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