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2018
09.06

不作の夏 (blog,644p)

Category: 畑のあれこれ
今年は西日本の広い範囲が、集中豪雨の大きい被害を受けたり、何度も台風の上陸による大雨や暴風の被害を受けているが、中部地方の西端に位置する、ぼくが引っ越す予定の三重県、伊勢湾岸地方も台風の雨風の影響が激しい。

       不作・1
今日掲載する写真は、今回の台風21号ではなくて、先月の台風19号と20号による、ぼくらの村の家の被害状況になる。(21号の被害状況は、相当ひどい可能性があるけれども、まだ村の家へ行っていないので何も分からない。)

       不作・2
まだ小さい結実時にカラスに突つかれたために、せっかく大きく育っても、台風の雨が続いた後、中身が腐りだしてしまって食べられないスイカが採れたり、もうあと3週間ぐらい蔓に着いたまま育っていてくれたら、立派なカボチャになるところだったのが、ものすごい雨風で千切れて蔓から落ちてしまった二つのカボチャとか、、、

       不作・3
根元の芋の塊ごと茎が倒れてしまったサトイモも続出した。

キューリは蔓用のネットごと引き千切れて、たぶんもう復活はできないだろう、と思われる。(地這いキューリも、ほとんど結実する蔓が残っていない。)

       不作・4
パプリカやピーマンも、収穫を楽しみにしてきたが、希望の糸が切れかかっている。
思い出せば、去年のピーマンは大きいのがかなりたくさん採れたし、しし唐類などは、採っても採っても数日後にはまた一杯の実がブラ下がっていたのだが、今年は、定植した場所が合っていなかったのか、追肥などの世話が疎かだったことや、天候の影響もあったのか、とにかく雑多な夏野菜が次々収穫できる楽しみが、味わえない夏になってしまって残念だった。

       不作・5
オクラもみんな強風に煽られて根こそぎ横転しているのが多かった。 でもオクラは、どういうわけだか今年は背丈が伸びないので、改めて支柱を立てて、しっかり補助ヒモをかけておいたから、もしかしたら次に行った時にも、まだ生き残っていてくれるかもしれない。

       不作・6
庭木と栗の木なんかも、何本も枝が折れたり、根元から倒れたりしているのを確認した。

       不作・7
台風や、豪雨の影響は避けようがないのだから、どうしようもないが、それでも現地にいれば、臨機応変の対処が少しはやれるはずだ。町の家と村の家を行ったり来たりしている現在は、町の暮らしも中途半端で、村の暮らしも中途半端に活動せざるを得ない、というジレンマを抱えている。

早く村の家へ引っ越して、畑仕事や食べ物つくりや、マンガや絵を画くことを生活の根っこに据えて、新しい暮らしを始めたいと思っている。

 ( 2018・9/6 )
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2018
08.27

8月の雑草〔1〕 (blog,642p)

Category: 畑のあれこれ
今回は、8月17日の夜中に町の家を出発して、18日から昨日日付が変わって帰宅するまでの丸8日間、村の家へ行ってきました。

行く前から、どうやらまた台風が来そうだと、分かってはいたけれど、とにかく早く引っ越すための荷物片付け用の物置スペースの整備工事と、畑の世話を少しでも進めたいと焦っているので、台風一過まで待てないという気分で出かけて行った。

       8月18日、雑草・1
この5年間、いつでも同じだが、村の家で出迎えてくれるのは、その大半はまだぼくが名前も知らない雑草たちで、今回も目を見張るほど鮮やかに蔓延っている雑草の群れだった。(初夏から冬の初めまで、雑草は凄い生命力を見せてくれるが、中でも夏場は著しい光景になる。)

       8月18日、雑草・2
  《 上の写真は、しし唐や地這いキューリの畝を完全に凌駕しているススキ科の雑草 》

《 こちらは、マルチ(雑草防除シート)を掛けたにもかかわらず、サツマイモの畝を埋め尽くしている数種類の雑草混成グループ 》(下の写真)
                ↓        ↓
       8月18日、雑草・3
この辺りには枝豆や三度豆など、複数種類の豆を植えたのだが、何も見えなくなっていた。
見えているのは雑草たちだけ。
                ↓        ↓
       8月18日、雑草・4
ここはカボチャの苗が6,7株植えてあった畝だけれど、写真右手の生け垣の方へツルが伸びているので、何とかここにカボチャがあることが分かる。(写真・下、中央から右上部分)
                ↓      ↓
       8月18日、雑草・5
そしてじつは ↑ ↑ この写真こっち、左側の上の方にはオクラが7,8本植えてあって、今年のオクラは、背丈が伸びないし、いつまでも細くて小さい株があるばかりだったが、最近段々実が着いて収穫できるようになってきている。(もちろん、採れ始めればどう頑張っても食べきれないことになる。)そのオクラの周囲は前回、たしかつい2週間足らず前にも、雑草を引いたような気がしているのだが、もうまたオクラの背丈ほどの雑草が伸びてしまっていた。

18日は、ちょっと昼寝で鋭気を養ってから、取敢えず畑の雑草刈りの前に、ギャラリー棟北側の物置スペースへのアプローチになる空き地の雑草を、草刈り機の丸刃を新しいダイヤモンド・チップソーに交換して、意気軒高に開始した。(本当は、この「丸刃の交換」に手間取って、作業開始が午後遅くになってしまったのだった。)

        8月18日、雑草・6
それで気持ちとしてはやはり、焦り気味だった。
焦っていたことと、最初に刈り始めた雑草がこの草だったことが、ぼくにとっては不運だったらしい。新しい刃は見事な切れ味で申し分なかったのだが、この写真の草が大変な曲者だった。

        8月18日、雑草・7
一本一本の長さは1メートル位か、もう少し長く伸びているのか、互いに絡まり合いながら空地一面に蔓延っていた。
その一本づつがとてもしなやかで、まとまった状態は、たとえになるかどうか分からないが、さながら平安時代の絵巻に出てくる十二単を着た姫たち、女官たちの長い緑の黒髪の集まりの如くになっていた。
その長い草が、ちょっと叢深くへ草刈り機の刃先を探ると、すぐにノコギリの支点に絡まりついて回転が止まってしまうのだった。

        8月18日、雑草・8
これには参った。
元々この新しい刃は、蔓草などがノコギリの支点に絡みついてしまわないようなデザインになっているはずなのに、その新機軸が何の役にも立たない、というか、むしろのこぎりの歯の円盤表面にプレスで曲げて立ち上げてある3ヶ所の突起が、却ってこの場合、しなやかな蔓草を引っ掻けて、ちょうど糸巻きに糸を巻き取るような作用をしてしまったらしい。

おかげで1分も稼働しない内に草が絡んでは、その度に一度エンジン・スロットルを下げて、肩ひも(安全ベルト)を外し、草刈り機を地面に置いて、絡まった草を手で取り除き、また作業を再開するという面倒な手間になって、当初の予定ではこの程度の面積の草刈りは10分もあればきれいにできるはずだったのが、結果的には1時間以上かかって、くたびれてしまった。

どうやらこれが今回の、なんとも困難な滞在の前哨的な出来事だったらしいと思ったのは、もう数日、後になってからだった。

 ( 2018・8/27 )
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2018
07.30

雑草、スイカ、キューリ (blog,635p)

Category: 畑のあれこれ
大雨が降り続き、西日本の広範囲な地域で甚大な被災、被害者(死亡者数だけでも二百人以上)を出し、中部地方、関東以北にまで至る大洪水の、被害実態(全貌)が、まだはっきりしなかった7月11日から、22日まで、村の家へ行ってきた。

目的はいつものように『物置用コンテナ置き場所作り』と『畑の世話』がメインだった。

今の時期、畑の世話は、一言で言えば『雑草の刈り取り作業』に尽きる。

       畑と雑草・3
今回、下準備として、母屋の(修築以前に在った和室の)古畳の一部を保管している中から、畳の中身である『古くなった麦わら』をカッターナイフで切り出して、プラスチック笊箕で何杯分かを『敷き藁』として廃材利用する。

        畑と雑草・4
先ず初めに雑草を刈ったのは『スイカ畑』だったが、この写真(草刈り前)の段階ではどこにスイカの蔓があるのか、皆目見当もつかない。
                ↓        ↓
      畑と雑草・1
その雑草を少しづつ、手探りで丁寧にスイカの蔓を見つけて残しながら、不要な雑草やツルを刈り取ったり引き抜いたりして行くと、こんな感じになる。(この段階ではすでに、遠くまで伸びすぎた孫蔓を剪定したり、蔓返しをして畝の内側へ向きを変えたりが済ませてある。)
                ↓        ↓
        畑と雑草・5
                ↑        ↑
写真ではちゃんと見定めることが難しいが、スイカの蔓の下には一面、一番上の写真にある『古い畳から切り出したワラ』が敷き詰めてある。
こうすることで、作物や蔓草が直接土に触れて土中のウイルスや菌に感染するのを防げるし、カタツムリや昆虫の食害からもある程度は作物を守ることができる。そして、日照りや多湿の悪影響からもある程度は守れるはずなのだが、あまりの酷暑や、あまりの大雨にはどこまで通用するのか、、、経験の少ないぼくには、確かなことは分からない。

でも、人生、無駄かもしれない努力でも、可能性があることは一応、少しでも希望を持てるように、やっておこうと思っている。
ということで、同じようにこちらはキューリの苗を定植した広畝。
                ↓        ↓
      畑と雑草・2
この写真で、手前の中央左側に大きい葉っぱの蔓が伸びてきているのが見える。それが下の写真でも同じ位置に見えるキューリの葉っぱと蔓だった。(ちょっとアップにトリミングしてある。)             ↓        ↓
        畑と雑草・6
                ↑        ↑
この写真ならば、蔓草の下に敷いてある古畳のワラが、ちゃんと確認できると思う。
麦わらはこうして畑の作物を、土中の菌や害虫や乾燥や多湿から保護してくれるうえ、作物の収穫時期を過ぎる頃には、耕運機で再び土を耕す時に、土中に鋤き込むことで堆肥となって、次の作付けのために大事な土の栄養になってくれる、ありがたい存在だ。

「自然には無駄なものはない」とは、よく言われることだが、こうして畑で労働をしていることそれ自体も、もしかすると人間の生き方として(たいした生産性はないけれど)無駄なことではないのかもしれない。と思うと嬉しくなる。

 ( 2018・7/25記、7/30,up )
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2018
07.20

畑はどうなったかな? (blog,632p)

Category: 畑のあれこれ
数回前のブログ(6月30日付=626p)に『ブラックベリー』が、今度行く時にはきっと、収穫時期になっているだろう。と思いながら、町の家へ帰宅したのが6月26日だったことを書いた。
          ブラックベリー
そのページで、『今年は、村の家へもうすぐに引っ越せるだろうと予測して、春に冷蔵庫を購入設置してあるので、採集したブラックベリーの実をそのまま保存することもできるし、煮込んで保存しておくこともできるのが嬉しい。もうじき、またおいしいジャム・ソースが一つ増えるぞ (^^♪ 』 というようなことも記述して、さあ、今度はいつ村の家へ行こうか、、、と思っていたのだが、、、

当初の予定通りなら、遅くとも7月2日か3日にはまた村の家へ行っていたはずだった。
それが、降り続いた長雨と、音楽関連の諸般の事情で、村の家へ行きそびれていて、この調子だと、今度行ったらまた空地も畑も、もの凄い雑草に占拠されているに違いないと思う。
だから作業を始めるにあたって、先ず最低でも2,3日間は雑草刈りをしないと、石垣積み工事も畑作業も、できなくなっていることだろう。
また、せっかくうまく生育していたブラックベリーの実も、既に爛熟して落下してしまったり、或いは野鳥に食べ尽くされてしまって、まったく収穫できない可能性が高い。そんな予感がしてきている。

畑にはあちこち広い範囲に、たくさんの苗を植えてきたばかりだったので、畑の様子も気にかかる。
だから、一日も早く雨がやんで欲しい、水が引いて欲しいと思い続けてきた。
それが、二週間振りでやっと、これから向う一週間は天気が続きそうだ、という予報になったようなので、明日(9日)にでもまた村の家へ行こうと思っている。
村の家の周囲と、畑の風景は、どうなっていることだろう、、、大きいダメージを受けていないことを願っている。

 ( 2018・7/8記、7/20,up )
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2018
07.16

サツマイモ・定植 (blog,631p)

Category: 畑のあれこれ
物置スペース用の整地作業(石垣積みとコンクリート打ち)が全く進められなくて、心は焦りまくっているのに、畑には待ったなしの栽培期限が、次々に迫ってきていた。

そんな中で、あれもこれも、どんどん時間の制約を後へ後へと繰り下げながら、一つ一つ、できることをやって行くしかない。という6月の滞在だった。
今年のサツマイモ定植時期が、既に遅過ぎるかもしれないというところまで、手が付けられずに過ぎてきてしまっていた。

6月中旬になって、村の家から半径20キロ範囲の、農業関連のお店を、あちこち5,6ヶ所探し回ったのだが、もう今年のサツマイモの苗を、たくさん揃えている店はなかった。

      2018サツマイモ・1
ぼくが植えたいと思っているのとは違う種類の苗なら、まだあったのだが、ぼくは、最初の年においしいお芋がたくさん穫れた『紅あずま』という種類の苗が欲しかった。

それで、あるホームセンターの農業コーナーで、すっかり萎びて、甦生するのは難しいのではないかと思われる、カサカサになった『紅あずま』の「不良苗」を見つけて、50本分(25本束を二つ)15%引き価格の、1500円弱で購入して帰り、大事に水耕して一週間様子を観察していた。
        2018サツマイモ・2
そうしたら嬉しいことに、かなりの苗が生きかえってきてくれて、これなら地面に植えても、うまくゆけば八割位は根が張ってくれるのではないか、という感触を得られるところまで勢いが回復してくれた。

      2018サツマイモ・3
それで、また農業の店へ行って、土作りのために不足していた、有機系肥料や土壌改良材を追加購入してきた。

        2018サツマイモ・4
そして、約三週間前に耕運機をかけて、苦土石灰を鋤き込んで、サツマイモ用の畑の準備をしておいた場所に、畝を立てて、苗を定植することにした。

野菜作りでは、土作りの段階から、育てる野菜によって、窒素、リン酸、カリ、全ての栄養がたくさん必要なものと、栄養バランスを変化させた方がよく生育する種類がある。
『サツマイモ』の場合には、いわゆる窒素成分が少な目の方が、土中のお芋の育ちが良く、大きくなるということなので、カリウムが強めの栄養構成を心掛けるとともに、土中の空気流通と水切れをよくする畝作りをしようと考えた。

     2018サツマイモ・6
               ↑          ↑
   (前回の滞在時に耕しておいた地面には、また雑草が発芽生育してしまっていた)

畝は三本にした。(約10メートル長さの畝を二本と、それより少しだけ短い畝を一本立てた。)今年は一昨年から二年振りに、畝にマルチ(雑草防御ビニールシート)を張った。

     2018サツマイモ・5
この程度の面積なので、頑張って、夏草を二度ぐらい除草する手間をかけることができれば、マルチ無しでもいいのだが、今年は今後もまだ当分、物置スペースを整地する作業も続けなければならないし、それができても、空地の草刈りや材木ストックの整理など、かなり時間と体力を使う作業が、次から次へと切迫するのが分かっている。
それで、取敢えず、少しでも労力をセーブできる道を選んだ。
とにかく何とか早く引っ越して、この村の畑の家で、ちゃんと家族で暮らすようになりたいものだ。


 ( 2018・7/8記、7/16,up )
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