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2016
01.30

アンゼルム・キーファー (blog,327p)

やっとともかく荷物の山の中から絵の具やキャンバスを使える状態になったので嬉しくて絵も画こう!と思いも新たな現在の心境ですが、ぼくは自分の才能なんか大きさに例えると電子顕微鏡でしか見ることが出来ない微細な分子かウイルスか、或いはせいぜい光学顕微鏡に映る細菌や単細胞の微生物程度のものでしかないことを自覚しています。(いや、こんな言い方さえ不遜で細菌や単細胞生物に対して失礼かもしれない)

それで幼少の頃からいつでも自分の体験と五感を通じた触感で環境の中から絶えず影響を受け刷り込みを与えられて自分の考えを成長させ言動を表出してきました。

ここ二十数年間でぼくが最も感覚的刺激と表現上の影響を受けた美術作家はドイツ出身のアンゼルム・キーファーという人です。(現在は南フランスで生活し制作を続けている)
2016_01 29_キーファー、1  2016_01 29_キーファー、2
キーファーは1945年にドイツで生まれ、第二次世界大戦を直接経験してはいないのですが幼時体験の中で【戦争】と【ナチズム】を知識し、意識し、追体験し、その後も一貫して思索を続けて成長し表現者となった人です。

彼は自分自身の人間としての存在とは何かを問うことと自身の存在する地上の歴史的社会状況を問うことを作品制作(創作)のテーマにしてきたのだと思います。

作品とは作家たる個人が新たに発見し創り出すものであるけれどもその根源は作家をしてそれを作らせる歴史や思想や風土や人間の営為を深く洞察し思索する道程そのものであり現在進行形の過程、状況そのものでもあって、それが彼の【表現】行為の意味なのだとぼくは感じ取りました。
(つまりキーファーにとって「現代」は歴史の一部、それも【重要な】一部であり『第二次世界大戦』は歴史であると同時に「現代」そのものであるということなのだろう)
      2016_01 29_キーファー、3
だから彼の作品はほぼ全てに亘って【戦争】と【ナチズム】と【人間世界】の描写、創造的再現(復元復活ではない!)を試みる極めて物質的な【現場】の様相を呈しています。
      2016_01 29_キーファー、4
日本で彼より更に一世代後に生まれたぼくには自分の来し方の中ではとても彼のような深刻な戦争と人間の在り方に関する考察が出来ませんでした。
ぼくはもっとずっと単純で狭量で微視的な世界観を持って昔の諺に言う『葦の蕊から天井覗く』(よしのずいからてんじょうのぞく)ような無自覚で安穏とした日々を重ねて来ましたのでこういう作家、こういう作品に出遭うと並みならぬ衝撃を受けます。

ぼくの創作的意欲の根源はいつも書いている通り『マンガ』なので時間的、空間的なスケールの異なる表現や世界、自分の及ばなかった思想の籠められた書物や人物、創作物に出遭うと衝撃が非常に大きいのです。
2016_01 29_キーファー、5  2016_01 29_キーファー、6
それなのにいつもそうして得られた思索や表現の欲望や力が何だか自分の体内にずっと前からあったかのように勝手に都合よく誤解して何かを自分が独自に考えたり描いたりできたように錯覚しながらささやかな自分の作品を作り出したりしてきました。
      2016_01 29_キーファー、7
しかし自省的に客観的な眼を以て冷徹に判定すればぼくには独自の才能などほとんど無いのだろうと思います。
でもだから自分を卑下するということではありませんしその必要もありません。

自分には溢れるほどのオリジナルな才能は無くて、先人の仕事や研究に学んだり同時代の優れた才能に感動して影響を受けたりしながら「自分にもできることだけはやってみたい」と願ってきたのですからそれでいいのです。
でも鈍感なぼくが自分でそういうことに気付いたのは遅くて、もう30代の終りから40代初めになる頃でした。(このキーファーの展覧会を観たことも大きい契機になった)
      2016_01 29_キーファー、8
《 今日の写真は全てぼくがキーファーの展覧会(1993年)で購入した展示作品カタログ本とポスターをデジカメで撮って転写した物なので画像のハッキリしないものが多いです。》
キーファーの創作についてはぼくのブログページよりずっと丁寧でインパクトのある you tube動画がありますので下にそのURLを貼り付けておきます。
ぜひコピペしてyou tubeで検索してご覧になって見て下さい。ぼくらが【戦争について知らないままでいることがいかに無責任なことか】と気付かされるでしょう。
(同時に現在の日本の政治社会状況がノッピキならない破滅の直前にある事も想像できるはず)

この動画には翻訳や日本語字幕はありません。言語は英語ですが、ヒヤリング能力の低いぼくでも内容がほとんど理解できましたからきっとどなたでもさしたる苦労無くご理解なされることと思います。

      『 https://www.youtube.com/watch?v=FUQuhoqTKtg 』
            ↑             ↑
ぼくが現代の世界の美術家の中で最高の作家の一人だと思っているアンゼルム・キーファー、短く分割された動画が5回分、合計で1時間半位ですが見応えがあるドキュメンタリーです。(キーファーの展覧会が日本で開催されたのは1993年、観に行って作家と作品の持つ思想性に衝撃を受けたことを以来ずっと忘れていない)

  ( 2016・1/29~30 )
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2016
01.27

急きょ引越し (blog,326p)

Category: 村の家にて
工事全体の完成の遅れを少しでも取り戻す目的で作業の進め方が昨年12月に少し変更になって、まだギャラリーの建物が完全には完成していないのですが、とにかく大急ぎで母屋の改築工事を開始するということに決まりました。
       2016_01 21_急きょ引越し、1
そのために2013年の夏に町の仕事場からこの家へ運び込んだ相当量の荷物全部を急いで運び出して未完成のギャラリー建物内へ移動させて、もう今後使わない道具などは全て処分するしかなくなりました。
       2016_01 21_急きょ引越し、2
      (不要なものは部屋に残して処分してもらうしかなくなった状態)

「母屋の天井や床を剥がし、壁を抜いて家の躯体構造を確認し、柱や梁が大きい損傷や劣化をしていないかどうか調べる作業を10日から始めるのでそれまでにぼくが生活場所を移動する」と一ヶ月前の話し合いで決定していたことをぼくが(年末年始のあまりの忙しさに追われて)すっかり忘れてしまって建築チームに迷惑をかけていたのですが、やっと一週間遅れで17日から母屋の一部解体工事が始められたのでした。
       2016_01 13_急きょ引越し、3
    (今度のカフェ用には町の仕事場の時よりもスリムな厨房什器を設置した)
             ↑             ↑
     (そのギャラリー&カフェ用厨房が取敢えずぼくの自炊用台所になった)
             ↓             ↓
       2016_01 22_急きょ引越し、4
という訳でぼく自身も90%改築工事が進んだギャラリー&カフェ用の建物へ移動して今月の19日から本来は資料室兼仕事部屋になるはずのスペースで寝泊りを始めました。
             ↓             ↓
       2016_01 22_急きょ引越し、5
長く滞在する時には久し振りで油絵も画こうかと思い始めました。かつては働いて生活費を切り詰めてでも画材を買い集めていた時期がありました。だからキャンバスも絵具もたくさん持っています。自分の絵には似合わない高級な額縁も何十個もストックしています。
どれも年に一度の画材屋さんのバーゲンで何十年もかかって買い集めたもので、油絵の具だけでも大きい段ボール箱一杯あります。
とはいえ最も新しい分でも購入してから20~30年も経ってしまった物なのでまだ使えるのがどれ位あるのか分かりませんが、この15,16年間は本当に生活に追われてあたふたと過ごしてきたので油絵を描くような時間の使い方をしてこなかったんだなあと思うと残念です。

なんて書くといかにもぼくがひたすら家族の暮らしのために自分のやりたいことを我慢して働き詰めで暮らしてきたように受け取られるかもしれませんが、じつは少なくともこの十数年間、家にいる時は毎日3時間も4時間もパソコンの前に座って何かしていたわけで絵を描く時間が無かったとかマンガを画く時間が無かったというのは本当は全てぼくの軟弱で貧弱な『意志と力量を欠いた生活履歴を糊塗する』言い訳に過ぎないのをぼく自身が一番よく分かっている『情けない話』に過ぎません。

とにかくもう老齢に達したぼくの人生に後は無いのだから言い訳しないでやれることをやれるだけやって生きよう!と決心しています。

  ( 2016・1/26~27 )
ps, きょうもまだパソコンのキーは壊れたままです。それでたったこれだけのブログの文章を打ち込むのに普段の二倍以上の時間が掛ってしまいました。(昨夜書き始めて途中で面倒になって中断して先程から続きを書いてやっとUPすることになった。効率が悪過ぎるなあ、、、)
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2016
01.24

きいぼおどとらぶる

Category: 未分類
1月12日から昨夜23日深夜帰宅するまで往復足掛け12日間(全11日間)村の家へ行ってきました。今年最初の滞在でした。

そのご報告をしたいと思いますが、帰宅してみると我家の●ソコンが異常を来たしていて「●」表示のキイ(キ●)が打てません。
打てないキイは10(1●)個程で、この文章は例えば 「 」 は直接は打てないので一旦普通のカッコ ( ) を打ってから変換して 「 」 に替えています。(10は、じゅう←と打ってから変換します)
そんな訳で●ソコンのキ●ボ●ド(keybord)を何とか正常化してから改めてできるだけ早く新しい記事を書き込む予定です。

この状態は機器の劣化による【故障】なのか以前他のトラブル時にあった●ソコン本体が長い間に電圧を溜めこんでしまった結果起きている(帯電現象)なのかハッキリしませんが(従って再び●ソコンがちゃんと使えるようになるまで半日かかるか一日かかるか、今のところまだ不明ですが)なんとかしないと記録に関する継続作業を進められないので解決を目指してみます。

なるべく余分な経費が嵩むことなく解決できることを期待しながら、取敢えず先ずは失礼します。(^x^)

『マンガのある農園』建設計画に関しての工事は大きい節目に差し掛かりました。ぼくの生活ス●●ス(空間)も、本来はギャラリ●(ぎゃらりい)及び漫画資料部屋(兼)書斎として使うはずの建物へ荷物と一緒に移動しました。

(2016年1月24日午後3時3分)←算数字のゼロが打てないのでこれも一旦⇒二千十六年1月24日と打ってから変換しています。ああ面倒くさいことだこと、、、



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2016
01.18

2016年最初のライブ観賞 (blog,325p)

Category: 町の家にて
ぼくが自分で決めている最も自分に適した表現手段は何といっても『マンガ』以外にありません。(絵画、造形も大好きだけれどぼくの場合は絵画技術が幼稚過ぎて表現する物や世界が掴めなくて表出も難しい)
マンガはぼくの場合、地上生物のアイデンテティーである【知覚への刷り込み】として幼年時代に歓喜と豊饒を与えられたいわば【精神物質】でした。(要するに幼児体験のことで、詳しくはまた今後も説明や意味を書き込んで行くことになると思う)

だからぼくにとってマンガは特別の存在です。『独立自治世界』であり『治外法権』であり『実存』であり『想像と創造の原点』になっています。
それは知覚の『ビッグ・バン』であり『暗黒物質宇宙』なので何物にも換え難いのです。学校の勉強なんか問題になりませんでした。(学校は好きだったけれど勉強は苦手だったなあ)

ただ、漫画や絵画や造形以外のことで言えば子どもの頃から学校の勉強で習う音楽ではない「家や町の巷に流れていた様々な音楽、音曲」が好きでした。

         2016_01 10_すずなり・ライブ1
幼年時代に年が離れた兄たちが買って来た『ドーナッツ盤レコード』(SP盤)でエルビス・プレスリーの『ハウンドドッグ』や『ジェルハウスロック』を聴き憶えて誰もいない家の中や田んぼの畦道でいい気分で歌っていました。(といってももちろん英語の発音も意味も知らないので耳から聞こえた音として覚えただけ)
例えば歌い出しの歌詞 「You ain't nothin' but a hound dog Cryin' all the time」 と言うのをぼくは「ユエンナッズバラハゥン・ドーグ、ラギンオンザターィム」 という感じで歌っていました。リズムパートの伴奏まで含めて音としてそんな風に聴こえたのです。

        2016_01 10_すずなり・ライブ2
高校1年生の頃にアルバイトをして買った(メーカー名はあるが製造番号シールが無い)B級品のカルカッシギターで映画主題曲の“禁じられた遊び”を見様見真似で弾いたり、アニマルズ(英国のバンド)が歌った“朝日のあたる家”を真似したのが自分で音楽をやり始めた最初でした。(最近、久し振りでまた演奏して歌ってみた)
高校ではベンチャーズコピーバンドが出来てギターが下手だったのでドラムスを叩いて遊ばせてもらったのですが、ぼくよりずっと上手な青木君という同級生が正式メンバーでぼくは補欠だったので一度も文化祭などの正式なステージへは上がりませんでした。

人前で下手なギターを弾いて歌うようになったのはもう30代も終りか40になった頃からです。
その初めてのステージを助けてくれたギター弾きでボーカリストの“こばやん”が、知り合いが去年オープンしたカフェでライブを演るというので聴きに行きました。今年最初のライブ観賞です。
       2016_01 10_すずなり・ライブ3
今日のブログの3枚の写真は昨夜のライブの模様です。どれもみなピンボケかハレーション写真になってしまいました。

新年はなるべく早く村の家へ行く予定でしたが(金)(土)(日)(月)と全て音楽イベントが詰まっていました。七草粥が終ってもまだまだ年賀状書きが滞っていたので残念ながら全部に出て行くことはできず、昨夜のライブだけ観に行きましたが、もういよいよ行動を開始しないと拙いのでこれから出発準備を始めて準備が整い次第『2016年最初の村の家行き』を決行します。

  ( 2016・1/11 pm23:48' )
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2016
01.16

一番したかったこと (blog,324p)

当ブログは2013年9月以来、迷走する『マンガのある農園』建設計画の進捗状況をご報告し続けて来ました。
現状ではまだまだ時間が掛る道程があるわけですが今年こそ子どもの頃から夢に描いていたマンガの本や資料に埋もれてマンガを画くという自分の半世紀に亘って夢に描いて来た暮らしが実現するだろうと思います。

プロの漫画家で世間的な成功をしたわけでもなく他の事業で成り上がったのでもなく、自分で自分の働き口を造り出すだけの文字通り地べたを這うような暮らしをしてきたぼくは当初、信州で戦後の開拓農民の様な暮らし方をしながら情熱だけを元手にして自分が進みたい生き方に向かおうと考えていました。
しかしうまく行きませんでした。自分にはそういうことを成し遂げる実力が無かったことと生死を分かたずに頑張るほどの努力もしなかったからだと思います。結果として働きも少なく常に貧困で資本もありませんでした。
       2015_12 18_やりたいこと・1
     〔以前掲載した写真とほとんど同じアングル↑のギャラリー建物現況〕

それで何か困難やエポックメーキングな地点に立ち至る度に家族、友人、知人の大きい力を借りてその時その場を切り抜けて来ました。若かった頃には周囲の全ての人たちがぼくと相棒の暮らしを助けてくれました。中でも相棒である家人の両親、祖母、弟から受けた支援は度々ぼくには不可能な仕事や行動を実現させてくれました。(支援者は仕事を通じて知己を得た数多くのお客様方にまで広がって現在もなお助けていただいている)

今回の計画の実現に当ってもその全ての方々から今まで以上に大きい力添えをしてもらってやっとここまで来れたので感謝を表す言葉もありません。
       2015_12 18_やりたいこと・2
     〔やっと工事が最後の仕上げ段階に入っている↑ギャラリー建物室内〕

元々ぼくは海外へ団体で押し掛けるような旅行をしたこともないし高い服や自動車を最新型に買い替えるような楽しみも持ちません。いつも書いている通り自分では高級料理店や高級酒場へ出入りしたこともありません。ゴルフも賭け事も一切やりません。
そういう上昇志向や上等趣味を持ったり享楽に明け暮れることが人生の潤いだとか社会的成功だと思うこともなく、自分勝手にやりたいことだけを思い詰めて人生の大半を極貧に近い経済状態で極めて質素な生き方ばかりを選んで暮らして来ました。(ずっと一緒に暮らしを紡いでくれた相棒には余裕が無い日々しか送ってこれなかったことを本当にご免と言いたい)

また、ぼくの親兄弟や友人知人はもしかしたらぼくが漫画家で一定の社会的成功を収めることに一縷の希望を抱いていたかもしれません。もしそうだったとしたら応えられなくて済まなかったと思います。(もう両親はいないし長兄もいないけれど残る兄弟、親戚、友人知人一同にこの際お詫びしておきたくなった)懺悔と反省の正月、になりました。
       2015_12 18_やりたいこと・3
               ↑          ↑
〔新しい資料室兼画室の相当たくさんの資料や本が手にとり易く整理できるに違いない本棚〕

そうして本当に多くの方々の助けを受け、もちろん自分なりにやりたいことの実現に向けて歩いて来たつもりではありましたがそれら全ての経験と経歴の結晶が今年半ば頃に開業スタートするであろう所の『マンガのある農園(仮称)』ということになります。

ぼくの頭の中ではこの新しい環境全体の半分が家族の生活エリアであとの半分がご来訪下さる方々のための施設(ぼくのコレクションを展示するプライベート・マンガギャラリーと小さなカフェ)その内の1/3程度がぼくの資料室・兼画室という形で運営して行く予定にしています。

一日も早く当地でお訪ね下さる方々と楽しく交流することを楽しみにそれではぼつぼつ今年も往き来を開始します。

  ( 2016・1/11 pm20:40' )
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2016
01.14

お正月気分が続く (blog,323p)

Category: 町の家にて
8日(blog,321p)に家人の祖父(家人の母の父親)のことを書きました。
その祖父は弁護士を仕事にしていて戦後の大事件と呼ばれるいくつかの事件をめぐる裁判で【無実の罪によって被告とされた労働者たち】の無罪を勝ち取るために集った多くの弁護人の一人でもありました。

それと直接関係があるわけではありませんが、家人の父方の母親(つまり家人の祖母)は何十年間か自宅を賄い(食事)付きの学生下宿にして生計を立てて来ました。
その暮らし方は祖母が亡くなった後、食事は出せなくなりましたがしばらく嫁である家人の母が受け継いで数年前まで続けていました。今時他所の部屋代やアパート代に比べれば驚くほどの安さでしたから下宿希望者は絶えませんでした。(その学生たちの中で後に弁護士になった人たちが何人か居ます)

下宿には様々な学生さんたちが入れ替わりで住んでいましたがその内の何人かだけはぼくも親しく挨拶を交わしたり顔と名前を覚えたりしたものでした。

また何人かの人たちとは彼らが学校を卒業した後になっても親交が続き、今でも時々遊びに来てくれる人たちがあります。
そうした人の一人が昨日9日に家人の母を訪ねて寄ってくれたのですが、その人のお土産がもの凄い豪奢なものでした。それは見るからに美味しそうな上等な牛肉のズッシリと重い包みでした。
そういう高級品をぼくのブログで嬉しそうに載せるのはどうかと悩んだのですが御礼の意味を籠めて、ただしあまり派手にひけらかすような写真にならないよう気を付けながらやはり掲載だけはしておこうと思いました。
(もうこういうことはぼくの生涯に二度とないだろうと思うから)
         2016_01 09_一週間で2回目のすき焼き・1
正直に言ってぼくはこんな高級上等な牛肉は生れてこの方店頭で見たことはあっても自分で買ったこともなければもちろんどこかで食べたということもありませんでした。
販売店の名前もM亭という超有名な高級牛肉店ですからぼくの働いて得た収入で買いに行くことなど考えたこともありません。

お持ち下さったその客人も「じつは私も食べたことはありません」と言うお話でした。それで一緒に夕食で食べて行かれるようにお誘いしたところ「これから学生時代の仲間と旧交温め合うスキ焼きの集いがあるのです。もっと庶民的なスキ焼き屋ですが」と言う話を区切りにして席を立って出掛けて行かれました。
     2016_01 09_一週間で2回目のすき焼き・2
とにかく肉は厚くて大きくて何切れかに切って鍋に置いたのですが肉、野菜、肉、野菜と何度も追加しながら食べてお腹が一杯になるまで上等肉を食べました。
普段食べ慣れている肉と口当たりが全く違いました。口に入れて噛むと全て労せずして噛み千切れるのです。咀嚼回数が全然必要ないのです。本当に不思議なものでした。口の中で溶けるというのとは違いますが噛み切る感覚ではないのです。
それで思ったのは金持ちや権力者たちのグルメの人たちは毎日あっちこっちの高級料亭や特別調理人が腕に撚りをかけた高級素材の高級料理を食べて高級なお酒を飲んで上等な服を着て高級な自動車や席で移動してるんだろうな、そういう人たちはぼくたち庶民とは全然違う感覚や思考方法を身につけるようになるんだろうな。ということでした。

この体験は暫くぼくの知人友人との話題に上ることになるでしょう。そして話す度にぼくは自分が根っからの庶民であることを自覚するわけです。
さて、ぼくは次の機会にこの上等な牛肉をいただいたお礼を考えなくちゃと思いますが、とても高価なものは無理です。それでやっぱり自分で育てた無農薬野菜や果物のジャムや、少し足を延ばして海岸線の港で海の幸などを見つけられたらいいなと思います。

今日のブログの書き出し部分で家人の母方の祖父のことや父方の祖母の下宿学生のことを書きました。
今回高級牛肉を持って来て下さった元下宿生も今は弁護士さんをやっています。(ぼくは去年ある出来事に関してちょっと彼に法律問題を相談したことがあって、電話やメールや手紙の遣り取りをしたのだった)
お話を聞いていたらたくさんの顧問料を得るような企業弁護士などではなくてどちらかと言うと都会の消費生活者、庶民の側に足場を置く弁護士活動をして居られるようです。
いただいた名刺には【日本弁護士連合会:消費者問題対策委員会】とありました。

とすると今回の牛肉土産では相当大きな散財をさせてしまったと思うと恐縮です。1/4ほどを数キロ離れて暮らす息子たちにも届けてやりました。ご馳走様でした。

  ( 2016・1/11 am00:57' )
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2016
01.12

お正月気分続き (blog,322p)

Category: 町の家にて
一年は数え切れないほどたくさんの風物詩に彩られて輪廻するように進んでいます。
その中でぼくたち庶民は季節を巡る節会(せちえ)のほんの幾つかに自分たちの都合を合わせて暮らしています。

一昨日7日はお正月のハレの暮らしに一区切りをつけてすっかり日常の生活へ戻り(ご馳走を食べ続けて草臥れた胃袋も回復させて)新しい春を迎える節目として『野に出でて摘んだ草』を粥に入れて食した古代、中世の節句『七草粥』の日でした。
我家でも美味しい七草粥を食べました。
    2016_01 07_七草粥・2016
七草粥ではありますが我家の場合、まだ写真のようにどこかお正月のハレの食事の余韻が残るメニューになっています。
生れてこの方一度も二日酔いをするようなお酒を飲んだことが無いぼくですが、30年ほど前までのように一滴のアルコールでも拒絶していた『酒呑みを信頼しない原理主義』ではなくなっていますので、熱燗の日本酒を少し飲みながらこの七草粥の晩餐を楽しみました。

世間では朝食メニューの七草粥ですが我家では家族のまちまちな朝食内容と食事時間のサイクルなどの都合でいつも米食は夕食になっています。夕飯だと思って観ていただけば「なるほどなかなかヘルシーメニューじゃないか、小魚のイワシが見えるけれどどちらかといえばまあ殆ど精進料理にも近いようだ」と分かっていただけると思います。

しかしまだ年賀状書きも残っているし親しい知人のライブなども松の内に始まるし本当に正月気分が抜けるまでにはもう暫らく日にちが掛りそうな気配です。

  ( 2016・1/9 am00:56' )
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2016
01.10

戦前、戦中、戦後を生きた人 (blog,321p)

お正月なので出来る限り目出度いことばかりのブログになればと思いながら、でもやっぱりたった一度この地上に生まれてきた自分が今の時代を人間としてどう生きることが大事なのかと真剣に考えていて、年賀状も小さい文字で一杯書き込んだものになりました。
その賀状も7日付(実際には8日未明までの分)を投函したところでご芳名ファイルが不足していたことが判明して今日(8日)は新しいファイルで保管した方々への年賀状が書けずに過ぎてしまいました。(年代の区切りごとにファイルが違う)

身の回りの様々な書類や雑記ノートやメモ類(カレンダーや封筒や広告紙の裏白の部分に何でも書きつける癖がある)をどんどん段ボールに詰め込んで、テーブルの上と周りを少しでも整理しては家族や来訪者が食事やお茶やくつろぎの席に着けるようにしなくちゃという訳でその段ボールを家の内外の隙間に押し込んで行くと、たった半年位前の生活データがすぐにどこかへ行方不明になってしまいます。
毎回ごあいさつ状のシーズンにはそれを探し出すまで手紙書きや作文が中断するのは日常茶飯事になっています。

それで切羽詰まってしまいがちな気分をちょっと変えるために昨年末に2日間に亘って『京都新聞』に載った家人の祖父のことを書いてみようと思います。

         能勢克男・京都新聞2015・1
祖父(と言ってもぼくにとっては無縁な人物であったところの義理の祖父)は戦前、京都の大学で法学部の教授をしていました。
戦前から自らが創刊したカルチャー紙『土曜日』の出版を続け、消費生活者組合を組織して戦争中にも大学生協を立ち上げたり【自由】を大事にする精神で過ごしていたために『治安維持法』で検挙され刑務所に入れられ、戦後は弁護士で生計を立てる一方『夕刊京都』と言う新聞を発行して主筆を務め相当の部数(7万部?)を発行しながら大学生協から発展拡張した消費者相互扶助運動としての組織、京都生活協同組合を設立して生涯を終えるまで理事長をしていました。

ぼくは1972年にもう晩年の暮らしをしていたその義理の祖父に初めて会って、亡くなった1979年まで時々用事で訪ねたり季節の挨拶に顔を出したりしましたが、蔵書の多い床が段違いになった書斎のある大変雰囲気の良い家に住んでいました。(今は取り壊されて無い)

           能勢克男・京都新聞2015・2
明治、大正から昭和戦前、戦中、戦後とその祖父が生まれ育ち社会人として暮らし生きた生涯は激動の中にあって理不尽な時代の暴力、圧力の下で権力を持たぬ庶民は本当に不自由を託ち(かこち)誰もが辛酸を舐めた時代の中にありました。

祖父は昭和の初年代、段々子どもたちの絵本などが戦意高揚色に染まって行く中で自分で原稿も絵も描いて手づくりの楽しい絵本などを自分の子どもたちのために作ったりする人だったそうです。(家人の母や叔父から聞いた話で今回の新聞記事中にも載っている。上の写真)

今、ぼくたちは21世紀の現在に生きているにも拘らず、愚かな国家権力者や無責任な大企業の利権漁りや権力者の広報機関と化した卑怯なテレビ、新聞などによる人心操作に曝されて『直ぐ隣の国々の人々を敵視したり憎んだり意味無く軽蔑差別したりする風潮』をまるで社会的コンセンサスの様に受け入れ始めていて、この事態はまるで祖父が子どもを育てていた【人間が自由を主張できなかった時代】そして【国家犯罪である戦争へ突入して行った時代】と非常によく似て来たのではないかと思えてなりません。

ぼくも自分の子供たちが既に大人になり、近い将来たぶん祖父になる日も来るでしょう。
ぼくたちが危険な社会を黙って見て見ぬ振りをしたり手をこまねいて招来するような事態だけはぼくはご免です。
それでマンガを描いてロックやブルースが好きで音楽もやるし絵も画くし畑で野菜も作るし日本中のたくさんの方々にご用命いただいて来た手づくり燻製つくりも今年中には再開しますが、それに加えて戦争に反対する意志もささやかに表して暮らせるような人になりたいと思っています。(とても家人の祖父のように自由を主張するために監獄へ行く程の勇気は無いかもしれないが、成り行きでどうなるか分からないのが人生だとも思う)

  ( 2016・1/8 pm23:05' )
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2016
01.08

メモの虫 (blog,320p)

前回のブログで今年の年賀状の添付文章のベースにしたメモ(紙切れに書いた覚え書)のことを写真入りで載せましたので、ついでに今年から始める予定の『マンガのギャラリー』でやって行くことについてちょっと触れておこうと思います。

ぼくは自分が余り理性的な人間ではないことを自覚しています。物事を考える場合にも論理的に考えられなくて感情が先に走りがちです。それで長年周りの人たちから疎んじられて来た部分があります。
けれども一方で家族とよほど親しい友人にしか見せていない自分なりの合理的思考方法の確保と維持の仕方があります。それはぼくの中の『メモの虫』の部分です。
       2016_01 06_メモの虫・1
いつの頃からかハッキリしませんが多分中学生位からだったと思います。ぼくは自分の感情に絡む思索の過程とその結果到達した感想や思想をリアルタイムでどんどん手近な紙や紙切れに書き込む癖がつきました。
例えばこの上の写真のメモ類は昨年末まで1年少々の期間の『村の家往復の記録』です。三段に並べてみましたが一番上の1段は7冊のファイルの状態で1冊当り約20枚前後のメモが執って束にして入れてあります。中の段と下の段はピースで全部でちょうど20枚あります。この20枚は昨年12月一ヶ月分だけの日録です。

次に下の写真に見える小さい紙切れ類はぼく自身のための『マンガメモ』です。
ぼくが集めている古いマンガ本や冊子はもう現在では一般になかなか入手できないものが多くて、この頃ではぼくも主としてネットオークションで落札するしかなくなって久しいものです。
オークションの出品者にはあまり筋の良くない『一攫千金狙い』のヤクザな道具屋とか個人、それから解体ビジネス系のものが増えているためか古いマンガの取引価格が無闇と吊り上ってしまって10年前に比べて3倍か5倍のお金が無いと欲しいマンガが手に入らなくなりました。(更にこの頃では美術館や大学や自治体の美術関連施設までが古いマンガ本の収集に予算を費やすようになって来ている)
このような現状を一口で言うなら【世も末!】なのでありますよ。

ぼくに言わせれば漫画をネタに学生を集めたり教育予算とかいうお金で古マンガ本を買い漁ったりしているようなつまらぬ大学は『大学』と名乗るのをやめろ!「そんな奴らに一体マンガの何が分かるというのか!?」と憤りを持ってこの際主張しておきます。
       2016_01 06_メモの虫・2
ぼくは幼年期から蒐集していた大事なマンガ本の大半を中学校への入学を機に一度廃棄してしまった苦い経験があり、青年時代から再び集め続けた大事な資料の一部を10年前に家の改築を頼んだ建築会社の工事関係者に持ち去られてしまった最悪の経験があります。(ぼくがその事実に気がついたのは2,3年後だった。その時にはその不動産建築会社は倒産した後だった)
それを乗り越えて集め続けたり昔から手元に残すことが出来たぼくにとっては貴重な宝であるマンガ本、冊子を折に触れて見返し確認してその都度気付いたことや作品について感じたこと、考えたことを小さいメモにして保存袋に同封して置くのです。

今年『マンガのある農園』にマンガギャラリーをオープンしたらこの写真にあるような珍しいマンガ関連資料をたくさん展示して行く予定です。
その時ぼくが今までメモの虫になって書き続けて来たいろいろな感想や思索やデータがきっとこんなものは見たことも聞いたこともない人々にとって思いの外に楽しい解説になってくれればいいなあと思っています。

  ( 2016・1/6 pm23:43' )
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2016
01.07

続・年賀状のこと (blog,319p)

今年の年賀状のことで一つ書いておきたいことがあります。
それは大変不思議な【符合】についてです。

東京に『梶井 純(かじいじゅん)』という編集者で批評家の方が居られます。
ぼくは1967年に東京で職場の先輩を通じて知り合いになり、日常的な交流は無いのですが折々にお会いする機会があると親しくご挨拶や短い言葉を交わす人生の先輩のお一人です。

その方から今年も新年早々に年賀状をいただきました。
そこには識る人ぞ知る画家の『山下菊二(やましたきくじ)』が1968年に友人の画家に送った年賀状を引き合いにして梶井氏ご自身の今日の情況に対する心象が記託されていました。

その文言を読んでぼくはドキッとなりました。なんとそこには今回ぼくが12月10日頃に小さな端切れ紙3枚に書き連ねたメモから編集推敲して12月31日の深夜(元日の未明)になってやっとパソコンの『年賀状ページファイルに書き上げた下書き原稿』と言葉も構成も殆ど同じ表記がされた部分のあることを知ったからです。
          2016_01 06_年賀状用のメモ
       (上の写真がぼくの年賀状の文章の基になった3枚の紙きれメモ)

もちろん【文章全体が瓜二つ】であるとか【内容が同じ】というわけではありません。
ぼくはこのブログのように常に一人称で作文するので文法的にも違いは明確ですが写真のメモを基にしてぼくが賀状ファイルに書き込んだ「反戦」「反権力」「意志」という三つの言葉と使用順序がほぼ同じだったのです。
(それだけでもぼくにとっては充分に百年分の驚きだった)

といっても順序から言えばぼくの賀状添付文章の下書きは先に梶井氏が年賀状をご用意なさってからおそらくは1週間も10日も後になって書いたことになります。

しかし本当に驚きました。
そして翌日2日深夜の最初のプリントアウトに際しては当然いろいろ考えてもう一度自分の原稿を手直ししたのですが、上記の三つの単語については自分としてもどうしても外したくないと考えたために先に投函された梶井氏には申し訳ありませんでしたがそのまま刷って友人知人にお出しすることにしました。(その合計は34枚だった)

先輩の賀状とぼくの賀状を共に受領する人はおそらくほんの数人しか居られないとは思いますが、それでも受け取られた方々は「あれ?!」と思われるに違いありません。
結果として梶井純氏がぼくより先に書かれてあった文章と一部が同じ文言の賀状を後からぼくが作ったことになります。それが事実です。
しかし真似したり書写したわけではありませんし上記の通り梶井氏の賀状を読んだ後でぼくが自分の年賀状の文言を書いたのでもありません。
それでもぼくの賀状は最初のプリントアウト時とは違う書き方にその後何度もアレンジして出来る限り文意は変えずに表記が似過ぎているという印象から離れるように工夫しています。

以上が年賀状に関する不思議な【符合】についてのご報告でした。

さて、ぼくが毎年お出しする年賀状の数は最高数量(三百数十枚)を投函していた14,15年前に比べて仕事もリタイア中の今では1/3程度まで減りました。
今年は去年並みの120~130枚で足りると思います。これからまた宛名書きと一筆啓上書きを入れて後2日間位で今年2016年の「賀状書き」を完了したいと思います。

  ( 2016・1/4 pm21:32' )
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2016
01.05

遅書き年賀状のこと (blog,318p)

昨日も書きましたが新年が明けた今になって年賀状を書いています。

ぼくは学校の授業や世間の習慣や社会契約の常識について行くことが子どもの頃から苦手でした。
それで学校の宿題とか年賀状投函期限とか原稿の締め切りとかを遵守することが非常に困難な(他人から見れば怠惰癖の強い)生活を続けてきました。
そのことはぼくの性格的欠陥なのかもしれませんが、もしかすると別の捉え方が出来るのかもしれないと今では自分で思うところもあります。つまり『もしかするとこれはぼくの精神的特質に由来すること』なのかもしれないと思うようにもなって来たのです。

ともあれそういうわけで2016年の賀状はただ今書いている最中です。
下の漫画カットは今回ぼくの年賀状に勝手に使わせてもらった杉浦茂の作品『少年西遊記』(月刊漫画雑誌の付録冊子、表紙裏の絵)です。猿年なので『孫悟空』を選びました。
ここから下の文章は年賀状に書いた文言と一部重複しています。
        2016・正月ブログ用(杉浦茂マンガ)
子どもの頃から学校でも社会でもいろいろな機会を通じて人類は類人猿から進歩して現在の状態まで到達した動物であり並ぶ者なき『万物の霊長』であると教えられて来ました。

しかしどうなのでしょう?
人類がもし本当に『万物の霊長』であるとしたら何故人間だけが他者への差別、支配を強要したり戦争を起して平然と他人の命を奪ったり、絶えず他人を騙して搾取する者どもが富と権力を独占するような愚かな生き方を恥じないでいられるのでしょうか?
こんな人間の存在などとても万物の霊長どころか寄生した相手の生命が途絶するまで増殖を続けて自滅に至るガン細胞(正しくはウイルス)に過ぎないように思われます。
人間なんか類人猿は言うに及ばず地球環境に無限に生きている細菌にも及ばぬ下劣な生命物体に違いありません。

ぼくは人間に生まれて来たことを喜びたいと思って生きて来たのですが、実際には人間の呆れ果てる愚かさと劣悪な品性について見聞したり感じたり考えたりする度に「人類なんかいっそ早く滅んでしまう方が地球全体の生命、生物にとっては好ましいに違いない」と思わざるを得ません。
しかしそう思っているぼく自身も残念ながら人間なので、せめて生きている限りお金のために戦争をしたり他人の自由を奪うことで権力支配の欲望を満たそうとする狂った人間どもに対して『自由・平等』と『反戦・反権力』を主張する言動を心掛けて行きたいと思っているお正月です。

  ( 2016・1/3~4 )
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2016
01.04

お正月をやってます (blog,317p)

Category: 町の家にて
去年は我家でも家族それぞれに慌ただしい年末を送っていましたのでみんなが揃って無事に新年を迎えることができたのは幸いでした。ぼく自身も村の家に年末の30日夜まで滞在して町の家へ帰り着いたのは日付が変わって大晦日になってからでした。

村の家ではギャラリー工事現場で2日間作業をして2015年の最後の畑仕事もちょっとだけやって、白菜やブロッコリーや大根やホーレン草など採れるものだけ少し持って滞在4日間で町の家へ帰りました。(12月は31日間の内、往復の日も含めて20日間も村の家に滞在していた)
       2015_12 22_2016・お正月、1
家では相棒(伴侶)が特製ミートローフ作りや山口県玖珂郡の知人が贈ってくれた大きい冷凍アユを甘露煮にしてくれてありました。
 2015_12 28_2016・お正月、3 2015_12 30_2016・お正月、5
クリスマス前からずっと催事メニューを作り続けている家人(伴侶)は大変だと思いますがぼくは家に居ないこともあって月に一度、食後の食器洗いを手伝う程度のことしかできていないのが済まない気持ちです。(我が家の家族は普段から銘々勝手に自分のやりたいことばかりやっていて家事労働を協力しないのは欠点だと思っている)

ぼくが畑で育てたさつま芋や栗を使って芋栗きんとんを作ってくれたり、里芋、エビ芋、クワイ、レンコン、どんこ椎茸、鶏肉等々のお煮しめにたっぷりの卵焼き、京都のすぐき漬けものや富山県から贈られたり息子たちが年末の旅から持ち帰った海の幸の数々も添えられて今年もおせち料理は豪華になりました。
    2016_01 01_2016・お正月、2
おせちが盛られた三段の塗りのお重はぼくの郷里の実家の建て替えの際(30数年前)に家を建てた長兄夫婦がこんな古ぼけた昔の漆器なんかは捨てて新しい物にするというので、何週間か実家の庭に捨て置かれて野晒しになっていたのをぼくが他の道具や器と一緒に持ち運んで来て使っているものです。
全く上等なものではなくて人によっては捨てたくなるような生活雑器ですがぼくにはまだ日常的な用途に供すれば充分使用に耐える親の代から使って来た温か味と容量のある器や道具を棄てるにはとても忍びなかったのでレンタカーのワゴン車を借りていろいろ受け取りに行ったことはよかったなあと今では益々ハッキリ思えるようになりました。
 2015_12 31_2016・お正月、4 2016_01 01_2016・お正月、6
ぼくは道具屋筋を覗いてどんなに気に入った道具を目にしても決して高価な物を所持したいとは思いませんしお金もありませんから手に入ることもありません。
東北や北陸や近畿や四国、九州などを若い頃から貧乏旅行して相棒と二人でその土地で見つけた焼き物や玩具や道具類の中のほんの一つか二つを食事の回数を減らして買って来たようなことが何度もありました。
そんないろいろが今でもぼくと家人の大事な宝物で、しかも日常に用いているのです。(とは言え壊れたらもう二度と手に入らないものもあってぼくが実家から持って来た大正時代か明治年代物の大型の黄瀬戸のうどん捏ね鉢などは見ているだけにしてある)
         2016_01 01_2016・お正月、9
ダラダラと御屠蘇や日本酒やビールなどを呑みながらいつも集まる家族が(今回は合計7人)集まって楽しく過ごした元日の夜、熱いお茶を飲みお菓子を食べながら娘が沖縄・辺野古を訪ねて米軍基地増設反対運動の人たちに親切にしていただいた帰りに息子(娘の兄)に土産で買ってきてあった『沖縄おもしろカルタ』で遊んで、何だか子どもたちが小さかった頃の様なお正月を過ごしました。
 2016_01 01_2016・お正月、8 2016_01 01_2016・お正月、7
写真の光景の翌日2日には家人の弟君もぼくたちの息子もそれぞれの自分の家へ帰って行き、またいつもの家族構成に戻って(じつは2日の夜までみんな居て夕食を共にするだろうと思っていたので大量の和牛肉や野菜を用意してスキ焼きの準備をしてあったのだが)娘も外出して行ったので年老いた家人の母とぼくたち二人の3人で食べることになったのでした。
食材はちょうど自宅へ友達が訪ねてくるという息子に半分持たせてやったのだそうですがぼくらには残り半分の材料でもとても食べ切れない贅沢な夕食でした。

そして今日3日も食べ物や暮らし方は未だお正月気分のままで過ごしています。

ぼくは子どもの頃から毎年、年末までに年賀状を投函することができず年が明けてからお正月気分の中で数日間、夜中まで掛ってその年の賀状を書きます。
今年も例年通りの展開になりました。今日の昼下がりからパソコンに向かって12月10日頃までに書き上げてあったご挨拶の文言を推敲して賀状のレイアウト編集をしました。これからお出しする方々のご住所お名前を書き込む作業が3日間ほど続きます。

  ( 2016・1/2~3 )
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2016
01.02

2015年の工事はここまででした (blog,316p)

2016年、明けて最初のブログを書きます。
先ずはご挨拶を申し上げます。

“明けましておめでとうございます”
今年が皆様方にとりまして喜び多い実り豊かな一年になりますようにお祈り申し上げます。
そしてぼくの方は本年こそは皆様方との親しき交流の再開を期して『マンガのある農園』施設完成!に向けて幾つかの仕事をやって行きますので旧知旧友の皆様方にはこれまでにも益してのご厚情を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

      2015_12 18_ここまで出来た・3
『一年の計は元旦にあり』と言い慣わされていますね。
形而上学的思考を持たぬ弁証法的唯物論者であるぼくにとっては大晦日も元日も敢えて切り離して別次元の時空であると認識をすることはできませんが上記のご挨拶の通り、去年、一昨年から続く今年が自分が人間として生まれて来た意味を吟味考察するのに有意義に過ごせる一年になれば嬉しいと思います。
      2015_12 18_ここまで出来た・4
『ギャラリー&カフェ』の建物および外構工事は2015年末(12月30日段階)までで写真のような状態になっています。
      2015_12 18_ここまで出来た・1
建築会社の方々、とくに一人棟梁の大工さんのお仕事には感謝を深くしています。(ともかく紆余曲折はありながらようやくここまで建物内外の施工が進んだ)
この先の作業がどんなに遅延する場合があってもおそらく今月1月の下旬までにはこの建物の中へ(町の仕事場から運搬済みで現在母屋に保管している)相当量の荷物を移動してぼくの生活スペースをこちらへ移し、いよいよ母屋の改築に工事が切り替わることになるでしょう。

そのために必要な水回り、電気ガス供給の準備も出来てきました。
下の写真・左はトイレです。右側は厨房スペースです。もう備品は届いているものもあり来週末に届くものもあります。
 2015_12 18_ここまで出来た・6 2015_12 18_ここまで出来た・5
いつもこのブログで書いているようにぼくがこれまでやってきた仕事は決して豪奢なデザインや設備になるものはありませんでした。
何棟か小規模の建物を自分で建てたり建築会社に頼んで家を改造したりしてきましたが、いつでも身の周りのたくさんの方々に助けられながら限られた予算の中で自分で出来る作業は自分でやって生き方と生計の道を探しながら歩いてきただけです。

今回の『マンガのある農園』計画もそうしたぼくの暮らし方から飛び離れた世界には繋がらないと思います。ただ、今まではいろいろ条件に制約されてやりたくても出来なかった仕事で一つ二つ実行できることが増えると思うと楽しみです。

これからも施設が完成するまでこうして当ブログでご報告を続けて行きます。どうぞよろしくお願いします。

  ( 2016・1/1~2 )
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