2017
03.17

冬の名残り (blog,479p)

Category: 村の家にて
家人の母の入院・手術で(直接には何の役にも立たないのに)町の家にいる日数が長くなっています。
でもずっと一緒に暮らして来ているので毎日短い時間見舞いに行くだけでも母が安心してくれるのでそうしています。
術後の経過は今のところ至って順調です。機能回復訓練(リハビリ)も続いていて母自身の「再び自分の足で歩行したいという意欲」も強いので、きっともう一度歩ける日が遠からずやってくるだろうとぼくも家人も期待しながら励ましている毎日です。

2017_02 26_冬の名残り・1 2017_02 26_冬の名残り・2
この前村の家へ行って畑の作業をしていた2月下旬、畑の外周の庭木や雑草の【冬枯れ】の光景がきれいでした。
自然界の造形に眼が行く度に、ぼくは心の中に小さい安心感を感じます。
何となく草や木の持つ造形的な特徴が、昆虫や小動物などの生き物の持つ身体的特徴とよく似ているなあという感触をぼくは持っています。

それは例えばミツバチの腹部のような感じだと思ったり、カマキリの手足のようだと思ったり、蝶々が翅を広げているようだと感じたり、毛虫がもぞもぞしているように見えたり、ヘビやクモやカエルの姿や動作の形であったりと様々ですが、植物と動物の境目が、理学的な定義による分類境界を超えて【勉強では理解できず味わえない楽しさ、喜び】を与えられ感じるのです。(こういう感触を持つのはぼくだけではないと思う。)

      2017_02 26_冬の名残り・3
このブログを書きながら今、100年位前に生まれ、長い間活動してたくさんの作品を残した二人の数奇な画家のことを思っていました。
その一人はイギリス生まれの女性画家レオノラ・カリントン(レオノーレ・キャリントン)という人です。もう一人はドイツ生まれの画家で彫刻家、現代美術家であったマックス・エルンストという人です。

カリントンが20歳の若い女性であった時、彼女は26歳も年上のエルンストとフランスで出会って恋愛をして第二次世界大戦が始まった初期のヨーロッパで一緒に暮らし創作活動に入って行きました。(二人の恋愛は長くは続かなかったらしい。)

2017_02 26_冬の名残り・4 2017_02 26_冬の名残り・5
その後、別々の経路で米国へ亡命し別々の生き方を経て互いに戦前戦後のシュールレアリズム美術ムーブメントの一翼を担った歴史上の人となりました。
ぼくはエルンストの作品は若い時に展覧会で実物を数十点観ていましたが、カリントンの作品はまとまったものを見たことはありません。(画集は持っている。)

その二人の作品に描かれているモチーフに、上の写真とは全然違いますが、植物や動物、あるいは鉱物までもがなにかの生き物(擬人化された怪物?)のような存在としてよく登場しています。
ぼくは昔からマンガを画く時にかなり強く彼らのような作家の描いたイメージから触発を受けてきました。
ただし僅かに商業出版雑誌で発表してきたぼくのマンガ作品ではそうした絵柄のものは一点も公開していません。
それはぼくが画いて来たマンガ『劇画』とは違う表現方法で、出版社へ持ち込んでも相手にはされず、原稿料も貰えないからでした。

でもこれから村の家へ引っ越して畑仕事とマンガギャラリーとほとんどお客も来ないだろう小さいカフェを一週間に3日間位営業しながら、自分の創作本を自費出版する暮らしを始めたら、自分のストック原稿も含めてリペアー、リメイク、再編集して誰も描くことが無かった詩のようなマンガ、落書きやカットを集めて何冊かの冊子にして行く予定です。
その仕事はぼくには目下一番の関心事で一番の喜びです。

さて、村の家の工事のことも畑仕事も滞ってしまっていることが大きい問題なので、今日位からほんの数日間、急いで村の家へ行ってこようと思っています。

 ( 2017・3/17,up )
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