FC2ブログ
2017
05.05

屋根工事・その1 (blog,492p)

Category: 村の家にて
『マンガのある農園』計画のための家屋改修改築工事の最初の段階から【母屋の屋根が雨漏りすることがある】と大屋根の葺き替え工事を含む補修を建築会社に相談していたのですが、2015年2月に始まった工事全体がやっとのことで終盤に入った今年3月の半ば過ぎになっても屋根工事に関しては何の具体的な手立ても得られず、相談の結果にも進展がありませんでした。

それで已む無くぼくは自分で「屋根工事をしてくれる工務店を探して」少ない予算でできる限り迅速にかつ確実な防水、防風、耐震性のある材料と工法でなるべく元の屋根の形に近い仕上がりになるような工事をしてくれそうな方に相談して、急遽屋根の葺き替え工事をしてもらう契約をしました。

相談してから3週間程で案がまとまり、1か月半後の4月27日に工事が始まりました。
まず初日の一番最初に大きいクレーン車がやってきました。(同時にダンプカートラックもやってきた。)
      屋根工事・1
お訊きしたところではこのクレーン車は自重が12トン、吊り上げ重力が8トンあるのだそうです。
ぼくの体重は約59kgですから計算上はぼく位の人間ならいっぺんに135人以上吊り上げられるわけです。 すごい!
そのクレーン車のアームがスルスルと伸びて行き、トラックの荷台から厚い合板で造った舟のようなものを吊り上げて母屋の大屋根へ運びます。(アームをいっぱいに伸ばした長さはおよそ10メートルぐらい?)
屋根工事・2 屋根工事・3
屋根の上には4人の職人さんが昇っていて瓦を一枚づつ手で剝がしてその瓦をハンマーで叩き割りながら手際よく屋根の上へ降ろした舟の中へ収納して行きます。

ぼくたちはたった4年前に初めてお尋ねした家ですが、この家は多分最初に建てられてから80年以上、もしかすると100年間(前後)は経っているだろうという話でした。
 
屋根工事・4 屋根工事・5
それで、もちろん今までの間に何回かは大きな改修工事や増築や屋根の葺き替えなどが繰り返されてきた形跡が見られますが、この屋根は昔ながらの重い焼き物瓦を屋根の上に土を置いて葺き揃えてある伝統建築工法の和瓦屋根(日本瓦屋根)で、その工法自体は創建当時のままだったに違いありません。(上の写真・左、瓦を剝がした下に土の層があってまるで泥で作った瓦が並べてあるような跡が付いている。)

その泥を取り除くと下には杉皮が敷いてあって、その下には細い骨組みとして『野地板』という幅木が何十本も打ち付けられている。(下の写真は杉皮を剥がしているところ。その下にちょうど簾=スダレ=のように横棒がたくさん見えるのが野地板)
                     ↓   ↓   ↓
        屋根工事・6
昔のままの和瓦(日本瓦)を葺き替えるのがこの家を昔通りの印象で改築するには必要な方法かとも思いましたが、一方で大きい災害が発生した場合のことや割れやすい和瓦の耐久年限(自然劣化する脆弱性)などを勘案してぼくたちは軽量で丈夫な現代瓦で多少なりとも昔風の感じを出せればそれでいいという選択をしました。

今回の屋根の解体工事は瓦を取り外し、その下の土を除去して、さらにその下の杉皮も取り去って野地板はそのまま再利用するという段階まで進めてもらいました。

        屋根工事・7
それらの除去された廃材は丁寧に吊り舟にまとめられ、クレーンでダンプカートラックの荷台へ運ばれ続けました。
      屋根工事・8
このダンプカーは最大積載量4トンと後部に表記がありました。その同じ型のトラックが3台来ていて、夕方までに3台とも荷台がいっぱいになって「大屋根の古い瓦と土と杉板の撤去作業は完了」しました。
       屋根工事・9
そして野地板だけになった大屋根には厚いビニールゴムシートで覆いがかけられて第一日目の作業は終了しました。 ↓   ↓   ↓
       屋根工事・10
翌日(4月28日)には大工さんがやってきて野地板の上に12ミリ厚さの構造用合板(通称コンパネといわれるものと同じような合板)を張って、その後で現代の瓦を葺いてゆく予定だそうです。
その模様は次回以降でご報告します。

 ( 2017・5/5 )
--------------------------------------------------------------------------------------
☆きょうも『マンガのある農園』ブログへお訪ね下さりありがとうございました。 (^-^)/
よろしければ足跡代りに下の〔田舎暮らし〕か〔ライフスタイル〕のロゴマークをポチっと押していただけると嬉しいです。
  ↓  ↓

にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村
( ロゴマークをクリックして下さると現在のブログランキングをご覧いただけます。)
--------------------------------------------------------------------------------------


スポンサーサイト




トラックバックURL
http://manganoen2013.blog.fc2.com/tb.php/530-4e4542b9
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top