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2018
11.08

引越しのこと〔5〕 (blog,656p)

引っ越し荷物を大量に運び込んで、当初は、荷物の隙間に布団を敷いて寝る感じだったのが、家人の奮闘で、かなり畳や床が広く見えてきた。(まだ最終決定ではないが、いろいろな荷物が、収まるべき場所へ収められてきている。)

       引っ越し家具・1
京都の家では、いわゆる『京間(きょうま)』という寸法の畳(一間が柱の芯々で190センチ位ある)の部屋に暮らしていた。
それが、三重の村の家では、江戸間(柱の芯々で177センチ位?)程度の大きさに縮まったので、たとえば同じ6畳部屋と言っても、京都で暮らしていた部屋よりだいぶ狭くなった。
(ただし寸法の表示に関しては全てぼくの体感、アバウトで、決定的ではない。)

だから、寝る部屋の壁際に、今までいくらでも置けた本棚やタンスも、背丈の低いものや、小振りな物にしておく必要がある。

       引っ越し家具・2
キッチンも、京都の家よりかなり広くスペースをとったつもりだったが、京都と、この地方とのモジュールの違いで、今まで使っていた什器や道具を全部、今まで通りに使うことが出来るかどうか、まだ不安定な状況だ。

           引っ越し家具・3
けれども、とにかく、今まで家人の親や祖父母が大事に使い続けてきた家具の幾つかや、ぼくの実家から運んでおいた道具箱などを、少しでも日常的に目に見える場所に配置して、生活の中で「用の美」を楽しみたいと思う。(「用の美」は、元は民芸の精神だった。英国のアーツアンドクラフツも同じ概念なのだろうが、柳宗悦とウイリアム・モリスでは、かなりその精神が違うようだ。)

まあ、ぼくらはしかし、決して古いものばかりに固執しているわけではない。
だからこうして、百年前の古い農家を改築して、古い太い梁の通う家の中に、新しい柱や、新しい畳や、新しい家具が混然とする生活環境でいいのだ。

         引っ越し家具・4
始めはうまく馴染まないかもしれないが、少しづつ置く位置を変えたり、自分たちの生活に合わせて利用して行くことで、きっと空間も、道具も、やがて暮らしそのものと一体化して行くことだろう。(何よりぼくたち自身が、ものの見方や感じ方、考え方の幅を広げられるに違いないと期待している。)

        引っ越し家具・5
今日最後の写真は、40年位前に、ぼくの実家が取り壊される前に(実家はその時、長兄によって現代の家に建て替えられた。)自分でレンタカーを借りて、僅かに確保して運び、保管してきた思い出の品の一部を載せてみた。

この木箱は、ぼくの実家の屋号であった『久能屋』(久野という書き方もある。)の名称と、父が若い頃に創業した田舎の菓子舗の名称が、箱の裏表に手書きされた、いろいろなお菓子を保管したり運搬するための箱だった。(おそらくもう70年以上前の物だろう。漢字に間違いがあるのも、息子のぼくは、今となっては面白く眺めている。)
これも家の中のどこか目立たないところに、さりげなく置いておきたいと思っている。

 ( 2018・11/6 記、11/8,up )
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