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2019
04.19

タケノコ現る! (blog,689p)

村の我が家には、家の裏に小さい山がある。(というか、小山の南斜面を削り取って平地にした場所に、百年かもっと昔、元の住人の先祖が家を建てたということらしい。)

詳しいことは知らないし、今の段階ではこの土地の歴史も環境も、まだよく分からない。
ともかくぼくたちの家族は、今では小さな山というか丘というか、そういう場所に住むようになったのだ。
       竹の子・1
この裏山を切り通しにして、山裏(北側)の家と我が家との間の私設連絡通路が開かれている。
そこは一応我が家の土地なのだが、別に境界のゲートなどがあるわけではない。誰でも出入りは自由である。その裏山に、毎年『筍(タケノコ)』がたくさん出てくる。

          竹の子・2
、、、で、今年の第一番目の筍が姿を現した。裏山の植物相を眺め、名前や生態を調べる楽しみをもって、草刈りやわくらばの整理をしていた家人が、今年最初の筍の発見者になった。

          竹の子・3
早速ぼくがスコップで掘り起こした。
地上に顔を出した部分は10センチかそこらで、全体で30センチ足らずの、ちょうど食べ頃のいい形に育っていた。
          竹の子・4
筍を美味しく食べるまでの大事な作業は、掘り上げたらなるべく早く、米糠で(こめぬか)でしっかり茹でることだが、今年はまだ糠が用意してなかった。

          竹の子・5
そこで、幹線道路沿いにあるホームセンターが設置しているコイン精米所へ、糠をもらいに行ってきた。(この精米所では、いつでも、欲しい時に勝手に糠をもらうことができる。)

それからコトコトグツグツと、一時間ぐらい茹でて、きれいに皮を剥かれたタケノコは、一旦パックして、翌日の『タケノコゴハン』のために、冷蔵庫で一晩眠りに就いてもらった。

        竹の子・6
そして翌日(一昨日)楽しみな『筍ご飯』の支度が始まった。

          竹の子・7
一本だけの小振りな筍だったが、ぼくと家人とその母親の三人だけの暮らしなので、これだけあればもちろん食べきれないほどの混ぜご飯になる。

       竹の子・8
去年、元気だった山椒の木が、突然枯れてしまって、今は、ごく小さな苗木が育ってきているところなので、残念ながら今年は、いわゆる「木の芽」の香り、味わいを筍に添えて楽しむことができないけれど、その分、純粋にタケノコそのものの感触を味わって楽しもうと話し合いながら、今年最初の筍ご飯をいただいた。

次は煮物か、天ぷらで食べたい。なにしろ、これからしばらく、裏山の筍は文字通り「山ほど」収穫することになるはずだ。

 ( 2019・4/19 )
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